外国からのお客様と付き合うには、大切なことは・・・

外国からのお客さんが来た時に、いつも、気になることがあります。
それは、特に相手がアメリカ人の場合は感じます。それは・・・

以前、10年以上前ですが、まだ日本が、アジアの中心で
バブルの余波が残っていた頃のことです。

私は、北米からのお客様を接待することが多い仕事でした。

その時の仕事は、家電製品を輸入し、日本国内に卸して
いく仕事でしたが、とにかく、アメリカ人、カナダ人でも
いろんな人がいるなあというのが感想でした。

なぜ、そう思うかは、一般に日本にいるアメリカ人のイメージは
かなり、偏っていて、日本語がうまいタイプの人で、
人が良くて、いつも笑っているイメージです。

しかし、このころ私が付き合っていた北米の人は、
そのイメージからはほど遠い人ばかりでした。

そのほとんどが、米国で中西部以北、
また東海岸に近い人たちが多く、
日本人や、日本語にはなじまない人が
多かったのです。

典型的な、笑い話は、まず朝から、マクドナルドを
探しにいく、という事実。

殆どのホテルで、USドルが使えるまたは両替できる
と信じている。

特に初めて、日本に来る場合は、
周りの人から襲われるのではないかと
思っている。

自分の生活パターンを守り、
おもに肉を中心に食べる。

ご飯は口にしない。

コーヒーは、熱いものしか飲まず。
アイスコーヒーは信用しない。

緑茶には、砂糖をがぶがぶ入れて
飲む。

熱で調理されていない刺身や
ユッケなどは恐ろしがって食べない。

真冬でも、浴衣などを着ないで、
パンツだけで、布団に入る。

など、生活習慣が違うと言えば
それまですが、特に米国人で
東部出身の人に多くみられる
様な気がします。

やはり、アジアから遠く離れてい
るということもあるのでしょうが、
基本的には、他の国や文化に
興味がないひとが多いという
ことだと感じられました。

ですから、私自身は、最近では
最初に外国人に会う場合は、
その人が、日本へ高い
関心を持っているタイプか、
また、何の興味もなく仕事
だから仕方なく来たのかを
判断するようにしています。

ここしばらくは、大まかにですが、
米国人の場合は、その人が西部
タイプか、東部タイプかは判断できる
ようになりました。

もちろん、話し方や、服装も合わせて
という意味ですが。

そのあたりを事前情報として
入れながら通訳や、接待を
進めていくと相手の趣味や、
興味に近づいていくことができ
早く打ち解けることができます。

最近の、米国の話題はサブプライム
関連ばかりですが、やはり、
政治経済の舞台で、表舞台に出るのは
東部出身者が多く、今回、もし、
バラク・オバマ氏が大統領に
なったとしたら、極めて、珍しい
また、革新的な出来事となるような
気がします。

ではまた、次回。

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