トヨタが大赤字になったことで・・・

トヨタ自動車が1000億円の赤字を計上ということは、・・・

トヨタが赤字となる少し前に、民放キー局の日本テレビと、
テレビ東京が赤字を計上した。

これについてはあまり新聞でも話題になっていなかったし
それほど騒いでもいなかった。

しかしながら、ここに戦後テレビ文化の絶頂期からの
大きな転換点が見えている気がする。

と感じるのは私だけしょうか?

確かに、5年前に、テレビ無しの生活は結構きつかった
かもしれない。

ブロードバンドもなければ、ストリーミングの技術もなく、
映像を見ることがテレビか映画くらいしかなかったからである。

しかし、一度テレビについて選択権を持った視聴者は
それについてわがままになる。

自分の好きなものしか見なくなる。

テレビに好みの番組がある人はいいが、
どうしても、多くのマスに合わせるテレビ番組は、
いきおい、少し低俗なものにならざるを得なく
なる。

そして、もちろんそこで好まれる人も、低俗な
ことが連発できる才能がある人が好まれる。

当然、それを好まない人は、見なくなる。

気がついたら、ゴールデンタイムのCMは
ある一定のエンターティンメントパチンコ業界
ばかりだったという縮図がある。

先日大手広告代理店Dの部長と話す機会が
あった。

もちろん、このような業界の人も、テレビの
凋落には気がついてはいるが正直どうしようも
ない。

これからは中国の会社にもで頼むか、という
社内の雰囲気らしいが、ここにきて中国の
内部も怪しい雰囲気である。

メディアは、自分が学校を卒業して、就職
しようかと思う頃から、わが世の春を謳歌して
きた。

これは決して悪いことではないが、
ついに、ここ70年で最悪の時代に
直面したという感じである。

ただし、元気なメディアもたくさんある。

それは勝間和代氏をはじめとする。

自分でメディアを持っているゲリラ
のような人たちである。

その人たちは、一様に自分の意見を
持っている。

政治家に尻尾を振る、大メディアの
サラリーマン的なところがない。

それが多くの人の共感を呼ぶのだろう。

いずれそのような人が大きなパワーを
持つようになるとまた立場が変わって
来るかもしれないが、今は個人的には
勝間氏は応援すべき人である。

やはり、これまでのマスコミに登場する人とは
違い、保身ということが見られない。

立派な、書物を書いても、最後は自分の
利益が優先の人は共感が得にくい
時代になったと思う今日このごろである。

ちなみに自分ではテレビはニュース以外は
止めた。

なぜなら、お金がかかっていないから。

どうせならもっと多くのお金がかかっている
映画を見た方が有意義だから。

またテレビに見える情報に重要なことが
それほど存在する気がしなくなってきた
というのが正直な心。

特に、国際情報は、マスメディアが
政治に利用されている傾向が強く、
明けても暮れても拉致問題ばかり強調
されている。

それが今の日本の情勢にとって
有益なのか全く持って理解不能という
状況である。

対米従属をすでに放棄する時期に
大マスコミの言ったことを鵜呑みにして
いることことほど怖いことはない。

メンタルに占領されてしまうのですから。

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