小沢氏は25日、大阪市内で記者団に対し「米国のプレゼンスは必要だが、おおむね(米海軍横須賀基地に拠点を置く)第7艦隊の存在で十分だ。日本の防衛に関することは日本が責任を果たせばいい」と発言した。これに対し、河村建夫官房長官は26日の記者会見で「非現実的だ。政権交代を標ぼうする民主党代表の考えとしてはいかがか」と皮肉った。

民主党、小沢代表が「日本の防衛に関することは日本が責任を果たせばいい」と発言したことに対して・・・

個人的な意見では全く持ってそのとおりというのが実感である。

特に麻生首相がそのことに意見や批判をする根拠が
わからない。

すでに、米国はオバマ大統領に政権交代して以降
すでに国内の問題で精いっぱいであり、
日本やアジアのことなどどうでもいいというのが
本音である。

なぜ、麻生首相はわざわざホワイトハウスで
会ってまでわからないのか、彼には、人の気持ち
を読み取る能力が皆無としかいえない。

時代は大きく変わっている。
すでに戦後から、64年が経ち、
いろいろな角度から、日本も自立しないと
行けない立場である。

そのような意味では中川前財務相の考え方には
幾分賛同できたが、すでに麻生首相は
人の揚げ足取りに必死という印象しか
与えていない。

個人的な立場からは特殊な情報を仕入れて
いないで、佐藤優氏のようなことは
いえないが、今回の
オバマ大統領の議会演説を日本語訳文を
読んでも日本は何を一番にしないといけないかは
理解すべきであろう。

はっきり言って
米国は、自分のことでいっぱいである。

日本国が戦後一貫して行っている
国民皆保険制度を今頃目指している、
こんな経済大国が世界中にありだろうか?

実際国民皆保険制度がない先進国は
米国だけである。

先進国で教育を受けた大人なら、
このような経済危機が叫ばれれば
最も住みたくない国の最たる場所である。

それでも、米国のいい面ばかりはマスコミは
クローズアップする。

そのマスコミもすでに人気者にすがる
という自分を持たない戦略しかないので
すでに終わっている。

日本人が必要な政策は、
正直、福沢諭吉ではないが、
「独立自尊」しかないであろう。

すべてを自分でやろう。

拉致被害者をなぜ、
自分で奪還できないのか?

なぜ、迎撃ミサイルを用意できないのか?

それが問題である。

今すぐ、準備しよう。

オバマ大統領も語っている。

「We are not quitters.」

「われわれは簡単にあきらめない。」

現在の米国の危機を考えれば
オバマ大統領が引き合いに
出したサウスカロライナ州の
少女、ティシューマ・ベシアさんの
言葉は心に響く。

なぜ、日本の政治家は
心に残る言葉を語れないのか?

それさえあれば、
たぶん、支持率どころか、
多くの国民心が一つに
なることが可能であることは
火を見るより明らかである。

早く民主党政権が
心に残る言葉を投げかけて
くれることを祈る。

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